UTAKATADO PUBLISHING | TOSEI
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箱庭の窓 -Miniascape Window

01-013

Publisher: 冬青社 / TOSEI

1.Oct.2012

First Edition

 

 

静かな庭園 秘かな永遠

目尻の隅には 
開いて閉じた パンドラの箱

静かな庭園 密かな経験

夢見の窓には 
眺めて隠した 現の古鍵

静かな庭園 秘かな楽園
壊れて治した 遥かな永遠

まどろみ たゆたう 
夜明けの箱庭

 

神戸で生まれ育ち、幼少の頃より美術に親しむ。使い古された35mm一眼レフカメラを父から譲り受け、1993年に写真を始める。1994年に日本を離れ、その後はアイルランド、イギリス、アメリカに美術留学。2002年にジョージア州・Savannah College of Art and Designより美術学(写真学)修士号を取得。2004年よりベルギーの首都・ブリュッセルに拠点を置き、ヨーロッパ諸国、アメリカ、日本をベースに、ファインアート写真作家として個展・出版・スライドショー・レクチャーなどの活動を展開している。

 

出典:http://www.tosei-sha.jp/

 

砂界 -SHAKAI

01-012

Publisher: 冬青社 / TOSEI

16.Aug.2012

First Edition

 

 

 

 

 

2011年3月11日に発生した大震災で多くのものが人々のいのちとともに海に流された。それらは遠く異国の地に流れ着いたり、時を経てまた舞い戻ってくるものもある。千村明路は2008年、茨城県の海岸で海に漂着したり投棄された様々なものを撮影し作品を作り始めた。海岸に漂着するもの、誰かに捨てられたもの、いずれにせよそれらは持ち主のもとを離れれば「社会」においては名をもたない記号のようなものだ。持ち主を失った物体は、錆び付き、割れ、砂の世界に埋もれる。「砂界」において砂上の物体が何を語ろうとしているのか。千村はそれを見出そうと撮影を続ける。

 

出典:Gallery TANTO TEMPO 写真展より

沁みる太陽 -The Sun Shines In

01-011

Publisher: 冬青社 / TOSEI

20.June.2007

First Edition

 

 

 

 

 

不確実で不安定な現代の時代において、その対極に変わらないもの、高く輝くものの象徴として太陽の光をおき、その光がもたらす光景の「まぶしさ」をイメージに織り込むのが田中亜紀の手法である。光が花や葉に跳ね返り、また隙間を通って田中亜紀のカメラに届くとき、出来上がるイメージはどれもまぶしい。賑やかな光彩がフィルムの上を踊り、幾重にも重なり、どんなに世相が悪く不安に満ちた世界でも光がこの世を変わらず照らしてくれていることを思い起こさせるのだ。

 

出典:Gallery TANTO TEMPO 写真展より

民謡山河 -Minyo Sanga

01-010

 

Publisher: 冬青社 / TOSEI

10.Nov.2007

First Edition

 

 

 

1978 年から2年間日本カメラで連載された「民謡山河」をまとめた写真群。 著者が故・田中雅夫氏(写真評論家)と共に「民謡・祭り」を主題に日本各地を巡り撮影した写真から、 祭りという非日常性の中での人々の姿、そして日々の暮らしの中での姿が次々に浮かび上がってくる。

 

出典:冬青社 http://www.tosei-sha.jp

SNOWY II

01-009

 

Publisher: 冬青社 / TOSEI

20.Oct.2014

First Edition

Signed

 

 

 

前作の写真集”SNOWY”から6年、続編にあたる”SNOWY II -The frosty hour”が刊行された。

変わらぬ険しく美しい雪の世界the frosty hour。

萩原義弘の写真は、その美しい光景の中に自然の厳しさ、社会のうつろいを写している。そして、それは観覧する私たちに自らの”うつろい”を突きつけるにちがいない。

SNOWY

01-008

 

Publisher: 冬青社 / TOSEI

25.Jan.2008

First Edition

Signed

 

 

かつて日本には、国の高度成長を支えた炭鉱が数多くあった。多くの労働者をかかえ、日本の屋台骨を支えつづけてきた炭鉱・鉱山とそれらを擁した町。やがて時代が移り変わり社会の構造が著しく変化したことから、多くの鉱山が縮小閉鎖を余儀なくされる。人びとの去った後の廃墟と化した鉱山の多くは、うらぶれ、朽ち果て、なんら手を入れることもなくただそこに在り続けている。廃墟に厳しい冬が到来し、雪が容赦なく朽ちた建物に侵入する。しかし、そんな厳しい光景も、風がやみ光をたたえた時、限りなく透き通って美しく見える瞬間がある。萩原義弘の”SNOWY”は、そんな廃墟とそこに降り積もる雪の物語なのだ。まるで雪の精がいて、忘れられた廃鉱を見守るかのように包みこんでいる。

 

出典:Gallery TANTO TEMPO 写真展より

The Other Side

01-007

 

Publisher: 冬青社 / TOSEI

15.Nov.2011

First Edition

 

 

東京生まれ。中学生の頃から異文化に興味を持ち、様々な国を旅する中で写真表現に興味を持つ。2001年から2010年までニューヨーク、カナダ、日本で写真を学び、個展とグループ展を日本、カナダのギャラリー等で発表している。現在、東京で写真活動を行っている。

 

一昨年の春 私は悶々とした気持ちを抱えながら 東京近郊へ撮影に出かけた。

木々に囲まれた小道に遭遇し 吸い込まれるように 私は入り込む。

日も傾きかけた頃で 人の気配が全くない 少し心細い気持ちになったが

その先を見たい という気持ちが勝ったのだ。

その道を 一人 自分自身に問いながら 繰り返し考えを巡らせながら歩いた。

歩き続けると 覆い茂っていた木々が一気にひらけて

遠い向こう側に家の屋根がのぞけた。

私はその一瞬 緊張していた何かが和らぎ 思わずカメラのシャッターを切った。

 

出典:本書より抜粋

花泥棒 -Hanadorobo

01-006

 

Publisher: 冬青社 / TOSEI

25.Nov.2009

First Edition

Signed

 

 

神戸・芦屋にゆかりのある下着デザイナー、故鴨居羊子さんの作成した人形を細江英公氏がひとに見立てて撮影した1966年撮影のシリーズで構成されている。人形の立ち振る舞いがユーモラスかつ悲哀にあふれており、細江作品としては異色ながら、細江英公氏の人間性が透けて見えるシリーズとなっている。特に、鴨居羊子さんを撮影したポートレートは、鴨居さんの強い個性と細江氏の美学とが交差した最高潮のイメージとなっており、壮絶な美しさを誇る。

都市の断片 / On the Street Corner

01-005

 

Publisher: 冬青社 / TOSEI

1.Mar.2010

First Edition

 

これは年の記録であり、記憶である。

街角で見つけた不思議な風景。忘れ去られた風景。何の変哲もない風景。何処にでもあるが故に、目に留まらない風景等。身近な街角の風景を気が付くと約10年間も撮影し続けた。撮影で訪れた年は約45都市に及ぶ、撮影した場所の中には、すでに取り壊された建物や、これから取り壊されて行くであろう物も多く含まれている。それらは昭和と言う時代の残光とも言える。

 

出典:本書より抜粋